横手の春スキ-に行くたびに、
山頂から見える真正面に屹立した、
秀麗な円錐形がいつも気になっていました。
あそこまでスキ-を担いで登るわけにもいかないし、
かと言って毎年見過ごしているのも悔しいし・・・。
調べてみると、中腹から一時間もあれば行ってこられようです。
ということで、お盆の行楽客が過ぎ去った日、
志賀草津高原ル-トの車上の人となりました。
取りあえずは横手の山頂から睨んでおいて、熊の湯まで下り、
林道を、中腹にある笠岳登山口の峰の茶屋まで車を走らせました。
林道を、中腹にある笠岳登山口の峰の茶屋まで車を走らせました。
登山路は傾斜の急な階段で、まるで天まで続くようです。
両脇の足もとにはハハコグサがずっと咲いています。
登りは男坂で、下りは女坂をと考えてはいたのですが、
女坂は崩落がはげしく、残念ながら登坂禁止の措置が執られていました。
ほとんど休むことなく一気に登って20分、
しかしそこはなんと全方向真白のまったくの雲の中。
折角こちら側から横手を望んでみようと思ったのに誠に残念です。
30分ほど待ってはみましたが、西方向は時折雲が切れるものの、
東の横手方面は無情な雲に覆われっぱなしです。
両脇の足もとにはハハコグサがずっと咲いています。
登りは男坂で、下りは女坂をと考えてはいたのですが、
女坂は崩落がはげしく、残念ながら登坂禁止の措置が執られていました。
ほとんど休むことなく一気に登って20分、
しかしそこはなんと全方向真白のまったくの雲の中。
折角こちら側から横手を望んでみようと思ったのに誠に残念です。
30分ほど待ってはみましたが、西方向は時折雲が切れるものの、
東の横手方面は無情な雲に覆われっぱなしです。
下山した後、これから登ろうとする人に聞いた話ですが、
横手の方から見たら、「笠岳だけが雲に覆われていた」とのことでした。
自然が相手では、そういうことも間々あることです。
取りあえずは、気になる相手を手中に納めたという満足感で、
また次回を期待するしかありませんでした。
横手の方から見たら、「笠岳だけが雲に覆われていた」とのことでした。
自然が相手では、そういうことも間々あることです。
取りあえずは、気になる相手を手中に納めたという満足感で、
また次回を期待するしかありませんでした。
さて帰路は楽しみな温泉です。
せっかくの遠方なので、最奥の七味温泉を訪ねました。
せっかくの遠方なので、最奥の七味温泉を訪ねました。
紅葉館は脱衣所から浴室に入って驚きました。
目についたのがヒノキの枠に湛えられた緑白色の湯、
色といい、香りといい、ミ-ハ-な私はそれだけで、
「い-じゃん、い-じゃん。」と叫んでいました。
目についたのがヒノキの枠に湛えられた緑白色の湯、
色といい、香りといい、ミ-ハ-な私はそれだけで、
「い-じゃん、い-じゃん。」と叫んでいました。
だがしかし、誰も入っていません。
脱衣所にはたしか3~4人分の衣服が置いてあったはずです。
その先のドアが空いていたので歩を進めると、
なんと渓谷を見下ろす石造りの露天風呂が、
満々と湯を湛えているではありませんか。
湯客も三々五々、のんびりと湯を楽しんでいます。
私は、「いいねえ!」なんて、感嘆の声を上げながら、
まろやかに全身を包み込む湯に我が身を預けました。
このお湯に入ると、からだの悪い所全部が直ってしまいそうです。
ここまで来た甲斐がありました。
脱衣所にはたしか3~4人分の衣服が置いてあったはずです。
その先のドアが空いていたので歩を進めると、
なんと渓谷を見下ろす石造りの露天風呂が、
満々と湯を湛えているではありませんか。
湯客も三々五々、のんびりと湯を楽しんでいます。
私は、「いいねえ!」なんて、感嘆の声を上げながら、
まろやかに全身を包み込む湯に我が身を預けました。
このお湯に入ると、からだの悪い所全部が直ってしまいそうです。
ここまで来た甲斐がありました。
入り口側には、小ぶりな浴槽からも湯がザ-ザ-と溢れ返っています。
見るとそれは無色透明な湯で、中には数え切れないほどの湯花が踊っていました。
体を沈め始めると、ザ-と私のからだ分の湯が溢れて、気持ち最高です!
もう肩までどころか、頭のてっぺんまで湯の中に潜り込んで、
全身で七味の温泉を味わいました。
見るとそれは無色透明な湯で、中には数え切れないほどの湯花が踊っていました。
体を沈め始めると、ザ-と私のからだ分の湯が溢れて、気持ち最高です!
もう肩までどころか、頭のてっぺんまで湯の中に潜り込んで、
全身で七味の温泉を味わいました。
そんなことをしているうちに湯客はひとり出、二人いなくなり、
とうとう私一人になってしまいました。
とうとう私一人になってしまいました。
湯舟の脇のススキが秋の到来を告げています。
湯舟から上がって脱衣所に姿を消した後も、
蕩々と湯の注がれる音が響いていました。
湯舟から上がって脱衣所に姿を消した後も、
蕩々と湯の注がれる音が響いていました。
画像1 男坂
画像2 笠岳山頂
画像3 山頂より
画像4 登山口
画像5 山田牧場
画像6 内湯
画像7 墨湯
画像8 露天風呂