平ケ岳

これは、7L1EZXさんから頂いたメールを転載したものです。

平ケ岳レポ   

 早朝三時起床、
マイクロバスにて銀山平から中ノ岐林道をさらに奥深く1時間半。
午前5時、冷気の中を登山口に降り立つ。
 歩き始めは涼しかったものの、
樹林帯のきつい登りに加え
湿度が高く、熱中症状態。
幸いなことに曇りがちで太陽が顔を出さず、
照りつけが無いぶん助かる。
 40分で五様松尾根に出ると、
対岸の峰の高さと残雪が、この山の深さを物語っている。
小休止を取りながら、7時50分稜線に到達。
平ケ岳という名の通り、なだらかな広がりのある山容で、
そこは緑の中に花々が咲き乱れ、点々と池糖のある高層湿原であった。
タテヤマリンドウ、キンコウカ、ワタスゲ、イワイチョウ、
チングルマにコバイケイソウの群落、池糖の周りにはモウセンゴケが光っている。
それにしても広々として、心が解放されるようだ。
 玉子石を訪れ、姫池を巡って、
再び樹林帯を抜けると、山頂と言うにはあまりにもなだらかな草原があった。
青空も見えてはいたが曇り気味で遠望は効かず、残念ではあったが、
風もなくおだやかで、とても静か。
みんなでランチタイムを楽しんだ後、甘いデザ-トに味わい深いコ-ヒ-。
励まし合いながら、苦労して登ってきた甲斐は十二分であった。
何時間でものんびりとしていたい気分である。
 10時ジャストに下山開始。
ル-トの両側には、目に鮮やかなハクサンフウロ、 
愛らしいハクサンコザクラにコイワカガミ、なんとすばらしいことか。
 樹林帯まで来ると疲れも手伝ってか、膝にくるが、
最後の徒渉点で冷たい沢水に触れ、息を吹き返して、
12時40分、登山口にたどり着く。
 帰り道、白銀の湯に立ち寄る。
大きなヒノキの浴槽はゆったりとして気持ちよく、
山の疲れを癒やすには最高である。
小さな露天はぬるめながら、源泉掛け流しで、
のんびり入るにはちょうど良い。
 汗を流し爽やかな気持ちになって、
銀山平に別れを告げた。
 
PS. マイクロのドライバ-によると、
時々は前日の雨で、林道が数カ所かの沢水に洗掘されたり、
朝からの多少の雨でも、同様に通行不可。
また折角行ったのに徒渉点の増水で、断念もあるとのこと。
今回は、けっこうラッキ-だったのかも知れない。
 
 
 
デ-タ  登山口発  05:00          登り 4時間10分
     玉子石着  08:00          下り 2時間40分
     山頂 着  09:10          昼食    50分 
     山頂 発  10:00
     登山口着  12:40
 
画像1  登頂前夜
画像2  登山準備完了 
画像3  剱ケ倉山の残雪
画像4  玉子石  
画像5  姫ノ池の池塘
画像6  山頂を臨む 
画像7  全員山頂制覇
画像8  白銀の湯 露天風呂
 
 
 
 

登頂前夜

登頂前夜

登山準備完了

登山準備完了

剱ケ倉山の残雪

剱ケ倉山の残雪

玉子石

玉子石

姫ノ池の池塘

姫ノ池の池塘

山頂を臨む

山頂を臨む

全員山頂制覇

全員山頂制覇

白銀の湯 露天風呂

白銀の湯 露天風呂

これは、7L1EZXさんから頂いたメールを転載したものです。

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