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私と山とアマチュア無線

 私はもともと自然は好きだったもですが、まさか山に登るようになるとは、思いませんでした。 そして、それはアマチュア無線との出会いから始まりました。 当時セダンの車に乗っていましたが、4WDの車がほしくてほしくてたまりませんでした。確かにブームもあったのですが、たとえばこの林道の先はどうなっているのだろうか?(私の住む群馬県には、まだダートの道も少しは残っているのです) スキーには、そのセダンで行っていたのですが林道では、いつスタックするかわからないので不安でした。

 とりあえず車は買えぬまま、アマチュア無線の免許を取りました。 アマチュア無線については、周りに何人かやっている人がいましたので少しは知っていました。 また会社への通勤時間が40分程度ありましたのでそこでの交信で次々に新しい人と知り合いになることができました。

 基本的にアマチュア無線は、仕事の話はできませんので (運用に関しては、いろいろルールがあるのですがここでは割愛します) 話の内容は趣味の話題になります。 もちろんスキーの話は大いにしました。その時知り合った方々と今でも一緒にスキーに行ってます。 そしてその中に山の好きな人がいたのです。

 私が行っている無線の周波数は、430MHzです。 これは見通し距離での交信が可能です。 見通し距離と言うと、数百mしか飛ばないと思う人がいるかもしれませんが、山に登ったことがある人ならばわかると思いますが、山頂から天気が良ければ遠くの景色が見られることと思います。 そうです山の上は遠くまで電波が飛ぶのです。 そして430MHzは無線機もアンテナも小さくできるのです。 種類はいろいろあるのですが携帯電話と同じぐらいと思って頂いて結構です。

 いよいよ山好きの人に連れられて山に行くことになりました。 そこでの感想は、寒かった、体がきつかった、しかし周りの景色には感動しました。まさに未知の世界でした。そしてこんなところがあったのかとの思いでした。

 その後自分でも本を買ったり近く山に行ったりして少しづつ山の数を増やしています。
もし私がアマチュア無線をしていなかったら、あの山好きの人に出会わなかったら、山には行っていなかったかもしれません。 
                        

アマチュア無線のいいところ

1 いろんな人と交信することができる。

  もしたまたま今山の上から電波を出している人がいれば、花の情報、雪の情報等聞くことができる。

  山好きな人とお友達になれる。

  単独行でも比較的安心できる。

2 緊急時に役に立つ。

  携帯電話のつながらないところでも非常通信を出すことができる。


アマチュア無線に興味を持った方は

アマチュア無線フォーラム      
http://www.sekkeikoujyou.co.jp/alice/sample/ham/
                        



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