車は前に走るものです

これは、7L1EZXさんから頂いたメールを転載したものです。

水上にてひと晩過ごした翌朝、降り続いた雪が優に1mを越えていました。

山はどんな様子だろうと、谷川の登山指導センタ-あたりまで行ってみることにしました。
 
 温泉地ゆえ、路面は融雪パイプによって雪は流されています。
でも湯桧曽の温泉街を抜けると一変して圧雪路面の白一色の世界です。
天神平スキ-場があるので除雪はしてありますが、平日のせいか人の姿はもちろん車のかげも見あたりません。
 
 途中の土合駅にも立ち寄ってみましたが、まったく雪に埋もれて冬ごもりしているかのようです。
駅への階段も雪に覆われていて入れそうもありませんが、
埋もれかけた足跡をたどって駅構内に入ってみると、
ホ-ムの端まではきれいに雪が除かれていて通路が確保され、
JRの職員とおぼしき人がホ-ムのずっと端に見えました。
聞いてみると鉄道で訪れる人はほとんどいないそうですすが、
乗り降りする人がいないとも限らないので、一応雪かきはしなければならないとの話でした。
駅舎とホ-ムの間には、1mもあるつららが何本も伸びていました。
 
 さらに車を走らせ、旧ロ-プウエ-の駅まできた時、
車両進入禁止ゲ-トあたりに2~3人の工事関係者らしき人が見えました。
そこでUタ-ンして戻ろうと、駅前のカ-ブの先で止まったところ、
窓の景色が前方に動いています。
えっ、車が後ろに滑っている。
うそっ!
いつの間にかサイドブレ-キがONになっています。
無意識に踏んでしまったようです。
あわてて解除しようとした時、
車の左後部が雪の壁に突っ込って、止まってくれました。
すぐにブレ-キを戻してアクセルを踏み込みましたが、
タイヤが雪に噛まず空滑りして進みません。
ギヤを変えても変化無し。
四駆と言っても、なにせ5年目のスタッドレスでは効いてくれないようです。
オ-、マイ、ゴ-ッド。
 
 天神平に向かうスキ-ヤ-はみな下の立体駐車場に入れてしまうので、
ここまでは登ってきません。
このまま気づかれずに雪に埋もれて凍死?
いやいや歩いてロ-プウェ-の駅舎まで行けば、ヘルプは可能です。
ただ往年のスキ-ヤ-を自負する私にとって、
この無様な失態を見られ、他人に助けられる屈辱には耐えられません。
上にいる工事関係者が降りてきて発覚する前に、何とか危機を脱しなければ、
この先の長い人生を下を向いて歩かなければならず、後世に恥をさらすことになります。
 

 こんな時のためにと車に積んでおいた簡易麻袋に雪を詰め、
タイヤの下に挟んで脱出する方法もありますが、
でもそれはちょっと面倒くさいし、うまくいくかどうかもわかりません。
肝心のスコップもないのです。
それよりも、やはりタイヤチェ-ンを穿かした方が手っ取り早いだろう。
 
 右側は雪に埋もれているのでとても巻ける状態ではありません、
ならば左だけでもと移動し始めましたが、路面がつるつると滑りやすく、
歩くのにもひと苦労です。
まあ私の靴底もかなりすり減ってしまっているせいもあるのですが・・・。
 やはりチェ-ンの力はたいしたものです。
片輪でも脱出成功。
すぐに右側にも装着して、
それからはUタ-ンであろうと、下りであろうとスイスイと思うがままです。
 
 平地に戻って落ち着いて考えてみると、
後ろに滑り出した時すぐに、右側の雪の壁に突っ込んだからいいものの、
あのまま真っ直ぐに下がっていってしまったらかなりの勢いがついて、
どうなっていたかわかりません。
トンネルにぶつかるか、
フェンスを飛び越えて谷底に落ちるか、
その前に除雪車や他車が登ってきたら衝突か。
 
 脱出できたからいいものの、後で考えるとヒヤヒヤものでした。
 
 教訓  
    スタッドレスは3年で履き替えるべし。
    と言いながら、まだまだ履き続ける私なのでありました。
 
 
  追伸   画像は、土合駅「下りホ-ム」です。
土合駅「下りホ-ム」
土合駅「下りホ-ム」

 

これは、7L1EZXさんから頂いたメールを転載したものです。

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