山とスキー

袈裟丸山花紀行 (2001年6月3日)     
 
参加者   前袈裟アタック隊 小林(7K3UZN) 早川(7N1BWJ) 須永(JR1DNE) 河内(7N2XZT) 河内奥さん 
                   古澤(7M1TFN)
        二子山ランチ隊 大塚(7K2ODX) 吉田(7L4BCP) 平井(7M4KPL)

     

袈裟丸の石楠花群落については、昔から知っていましたが、今まで見に行く機会が無く・と言うより
険しい山道を3時間半も行って石楠花を見るなんて、思いもしませんでした。
先週 7K2ODX 大塚さんより来週あたりが シロヤシオツツジと石楠花の両方見られるかも
と教えてもらい、毎年この時期はバイク移動の時期で忙しい時なのですが今年は事情により
開店休業状態でしたので 早川局を誘い行って見る事にしました。
又先日交信した小林UZNさんも行くと言ってましたので小林さんにガイドしてもらえれば安心
と 6時大間々某役場駐車場に集合 さらに前日迄にロールコールと有線により JR1DNE 須永
さん 7N2XZT 河内さん夫妻も合流し 相談の結果 塔ノ沢口と折場口に駐車し
折場口ー賽の河原―小丸山ー前袈裟ー小丸山ー賽の河原ー寝釈迦ー塔ノ沢のコース
を目指し折場口に 途中無線に前夜より折場口に宿泊中の大塚さん組より
駐車スペース確保中との有り難い情報により、 20台位しか置けない折場口に7時半着
 
大塚さん組3名と 9名にて賽の河原めざしアタック開始 時に7時50分
よく整備された登山道 快晴 心地よい風に賽の河原迄 ほとんど汗なしで到着
記念撮影の後二子山に向かう大塚さんパーテイーと分かれ小丸山に シロヤシオとミツバつつじが
あちこちに見頃を迎えていました。
さすがに気温も傾斜も上がり始め、きつくなり始めてきた。
小丸より避難小屋までの下りで、一息つく いよいよ前袈裟に挑む 途中の白樺とダテ樺
の樹林帯が美しい しかし山頂迄の急峻な道に景色を見る余裕がなくなる。

    

11時半にやっと山頂制覇、 よく登れた、山頂に20名 付近に30名 計50名の先着者
賑やかだ。  昼食後 後袈裟方面に20分の鞍部に ピンクの桜草か 雪割り草(人によって
違う)が綺麗又そこまで石楠花の花道が来訪者をいざなう との情報あり、
ここまできて行かない手は無いと往復40分をかけた。
稜線より左右30m位に石楠花の群落がつずく良くこんなところに群生してる。目的地だ、あった
鞍部のがレ場に可憐に咲く見事さ、土砂崩れでもあれば一瞬に崩落してしまいそうな群落
ですが、そうした風情のなかにも 艶やかさと気品さえ感じる きてよかった。
12時50分下山開始
朝方分かれた大塚さんパーテイーと二子山分岐点にて合流する。 時間的に余裕があり豪華
ランチに十分な休憩(昼ね)を取った皆さんは我々と比べるとエコノミーとファーストクラスの
乗客のようだ。うらやましい 休憩雑談の後賽の河原迄同行し我が小林パーテイーは、
塔ノ沢コースに進入する、コース案内は折場口 30分 塔ノ沢口 80分 倍以上ある
避難小屋迄はピクニック気分 フキノ群生地をすぎる 河内奥さんは宮崎アニメの世界のようだ
と感激しきり、も沢筋に掛かり始め道が険しくなる。 沢を何十回と渡る もはや獣道ガレ場
もあちこちにある、   下りの道しかも足元が悪いコースタイム以上に時間と労力をついやす。
日も陰って来て熊でも出そうだ、小林さんは以前1人で下った時には流石に鈴を取り出したと言って
いたが私だら一人で来ない でも沢筋に もみじとかえでの新緑が凄い、秋には紅葉が綺麗
だと、見てみたいが登りもいやだがくだりもいやだ、そのくらい脚に来た。
やっと寝釈迦まで来た。 30数年前にきて以来だ、昔の記憶どうりに寝ていました。
早川BWJによると、ここで半分まで降りたところだそうで、
残りの半分を考えると疲労と膝の内転筋が痛くなってきた、 河内奥さんを初め皆本当に健脚だ
改めて自分の日頃の運動不足体力の無さが情けない。
もう駄目、ギブアップ寸前に先行した河内夫妻より駐車場到着残り5分の無線をもらい
やっとたどりついた。 いやー苦しかった全工程 7時間半 ご苦労様でした。
 
   大間々6:00−折場口7:30 登頂開始7:50―前袈裟山頂11:30
 下山開始12:50−賽の河原14:45ー塔ノ沢口16:50

作者  7M1TFN  古沢

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