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紅葉の涸沢  01.10.6.7 


 前に一度奥穂高岳に行ったことがありますので、涸沢は知っているのですが、紅葉の写真を見て、私もこの目で見たくなり出かけることにしました。 今回は単独です。
 前の晩から沢渡の村営第一駐車場で車中泊をして5:20分上高地行きのバスの列に並びました。 実際にバスが来たのは5:45分ぐらいでした。 本当はタクシーが良かったのですが、すでに一台もなく出た後とのことでした。やはり夏より少ないようです。


梓川 明神 徳沢 明神岳 横尾

 上高地を6:30分に歩き出しました。今回の目的は涸沢なので、明神、徳沢、と先を急ぎました。 徳沢でトイレによりたかったのですが、列に並ぶのがいやなので横尾まで行きましたが、やっぱり列ができていました。今回は並びました。 軽く食事をして涸沢を目ざします。 横尾までの道のりでも紅葉は始まっていましたのでこの先に期待をこめて歩き始めました。


屏風岩 本谷橋 ナナカマド 涸沢小屋 涸沢テントサイト

 横尾大橋を渡り少し行くと屏風岩が見えてきます。 するとそこで登山道が止まってしまいました。 最初の原因は屏風岩の写真を撮っているためだとわかりましたが、その後も動かないのです。 人が多いのはわかっていましたがなんで動かないのでしょうか? 次の原因がわかりました。下山者とのすれ違いがうまくいかないのです。そして決定的な原因は、本谷橋の通行が2〜3人ずつしか通れないことでした。

 本谷橋から上の紅葉は実に見事なものでした。 特に初めて見る涸沢の紅葉は天気も良く最高でした。 (上高地から涸沢6:50分実績コースタイムでした。) 私は基本的にいつもテント泊なのですが今回もテントです。着いたのが13:20分なのですが14:00分ぐらいに着いた人はまずまずの場所の張れたのでは、ないでしょうか。 夜はやはり冷え込みましたが前回9月22日の八ヶ岳よりは暖かかったです。 それでも朝になるとテントの外側は、凍っていました。(八ヶ岳は内側も)

 

パノラマ新道 屏風 梓川 徳沢 奥又白谷

 10月7日朝今日もいい天気です。ザイテングラードもよく見えてここを前に登ったんだなと思いながら見ていると、やはり登りたくなりますが予定どうり帰ることにしました。 凍り付いたテントをたたみながらせめてパノラマコースで下山するかと思い歩き出しました。 

 涸沢ヒュッテの脇を通り分岐点に着くと ”初心者はご遠慮下さい” との看板がありました。 私のレベルが初心者かどうかわかりませんが、けっこう手強かったです。 荷物が軽ければ別にいいのですが、テント泊装備はやはり重たいです。 カニの横這いが3回ぐらいありました。 谷は別に深くはないのですが、それでも落ちたらなかなか1人ではあがれないかもしれません。 しかしそのおかげで槍ヶ岳を見ることができました。 名前のとおり景色はなかなかいいです。 特に紅葉の時がいいかもしれません。

 徳沢で昼食です。 帰りのバスの渋滞が心配です。 ぐずぐずしてはいられません。 上高地に着くと河童橋の先に梓川ぞいのコースと森林コースとの分岐がありますが森林コースを進みます。 ありましたバスの列です時間は14:20分です。この列の長さからいくと3時間待ちの予感です。 その左に平湯行きのバスの列、そしてその左にタクシーの列です。 私たち沢渡行きの列が一番長いのです。 しかしバスの台数が多いのか沢渡行きが一番早く進みます。実際には1時間30分でバスに乗ることができました。 しかしながらバスが前に進まないのです。 上高地と沢渡は30分ぐらいだと思うのですが実際には2時間弱かかりました。 バスの列に着いたのが14:20分沢渡第一駐車場に着いたには6:00でした。 つかれた! つかれた!

全体として混んでましたので、なにをするのも列にならばなくてはできません。それでも私、上高地も涸沢も穂高も大好きです。


涸沢岳 涸沢槍  涸沢の紅葉と涸沢岳


北穂高岳 3106m 槍ヶ岳


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挿入歌 草原 作曲 アースワーク(SingerSongWriterのアレンジデータを使用)