私たちの山歩き oisi.net

野反湖

02.07.07


その昔の三十数年前、ルアーフィッシングの趣味に熱中し、
群馬県吾妻郡六合村の野反湖には、毎週のように熱心に通った。
 夕方ホームを出発し、現地で車中泊。早朝からレインボートラウトをねらい
竿を振ったが、トラウトは擬餌針にだまされず、簡単には釣れなかった。
 当時ルアーフィッシングの趣味はめずらしく、地方の釣具店で用具を
販売しているところは少なかった。竿やスプーン、スピナーなどの用具は
ほとんど輸入品で、私はわざわざ東京新宿にある小田急か
京王デパートの釣具コーナーに竿、リールなどを購入に行った。
熱心に通い店員さんと親しくなると、
彼は社員割引で販売してくれたのを覚えている。
 ルアー、スピナーなどの擬餌針は1個700円か1000円で販売されていたが、
当時と今の物価を比較すると高価な商品だった。
そのころ購入したルアーなどは、釣りの際、湖底の障害物に引っかかり、
ほとんどが失われ、今でも手元に残っている物は少ない。
 
 車中泊での釣りの夜は、星空を眺めるのが楽しみだった。
天の川は淡い白色で無数の星がきらめき、
時折小さな流れ星が天の川を渡るのを見ることができた。

 7月7日七夕。星と星が出会う伝説の日だが、高原に咲く花々も季節になると
一斉に咲き始め、花と花どうしの出会いがあり、
そこを訪れた人々の心を満たしてくれる。

 先月、スキーと無線のお友達と日光白根山に登った。
とても良い思い出ができ
次の登山はニッコウキスゲを見に行こうと参加者全員で決めた。

 最初の候補の山は、群馬県吾妻郡六合村にある200名山の白砂山だったが、
参加者の足並みをそろえる必要から、無理のない登山ができると思われる野反湖西の
三壁山に登り、カモシカ平のニッコウキスゲを見て、帰りは高沢山を経由して
登山を楽しもうとプランがまとまった。
 
 7月7日(七夕の日)、天候を気にしながら目的地へクルマを走らせた。
参加者は現地に到着するまでよくわからなかったが、
無線連絡で八人と確認できた。

 7M1TFN・古澤(桐生市) JK1UOB・桑原(前橋市) 7L1EZX・大島(太田市)
 7N2XZT・河内(桐生市) 7N4DKA・河内(桐生市) 7K3UBI・久保田(太田
市)
 生方(箕郷町) 三木(藤岡市)

 登山開始9:15分。
バンガローを通過、私が群馬で一番有名な酒と無線のグループの宴会場を
参加者に教え、登山道に入った。
三壁山までは急登が続き約一時間三十分の所要タイム。
休憩、記念撮影。その後 カモシカ平へ向かいそこで昼食。
ニッコウキスゲは綺麗に咲いていたが、盛りはまだで、私たちの訪問は
一週間早すぎたようだ。ただ今年はニッコウキスゲの当たり年らしく、
つぼみはたくさんあった。
次の週は、ニッコウキスゲの黄色い絨毯が高原を埋め尽くし、
山々を染める気配が予想された。JK1UOBさんはカモシカ平をパスしたが、
7人での昼食は話題が豊富で楽しいひと時をすごすことができた。

 西の大高山方面に低い雲が現れたが、幸いに雨には降られなかった。

画像ページ (別サーバー infoseek)

 中略

 スキーと無線のサークルは93年12月から続いています。
スキーシーズンは毎週かならずどこかのスキー場ゲレンデに
メンバー各局がいます。
オフシーズンも活発に行動しています。

 現在メンバーを募集中です。無線局でなくてもOKですので、
皆さんの参加をお待ちしています。
詳しくは7M1TFN・古澤までメールをお願いします。

 tfn-yuzu@sunfield.ne.jp

 活動の様子が詳しく紹介されたホームページもあります。
作者は7K3UZNさんです。
そのホームページも見てください。

 http://www.oisi.net/yama/index.html

 少々前書きが長い文章になりました。
今回のメールは、
CQスキーサークルの皆さんにも送信しました。

メール作成責任者
*** 久保田隆一 ***
〒373−0853
群馬県 太田市 


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