１０月２１日の日曜日、前橋での仕事が１２時前に終了したので、その足で榛名の外輪山に出かけました。
水沢山、二ツ岳、掃部ガ岳と、以前よりいくつかの候補は考えてあったのですが、湖畔近くに着いたのが、１時近くになってしまったので、標高１４１０ｍ、一時間半程度で登れる相馬山に登ることにしました。
当初、松の沢峠から登ろうとしましたが、道の脇がガ−ドレ−ルのため駐車できず、ヤセオネ峠から登ることにしました。ここからは多くの人たちが行くもののと見えて、２０台近くの車が路上駐車してあり、デイバッグを背負った人々が数組見受けられました。
道のすぐ脇に小さな鳥居があって、「相馬山登山道」という標識があります。そこから１０ｍぐらい行くと道が二股に分かれています。ちょうど両方向から人が来たのでどちらへともなく訊ねると、「右をまっすぐ」で、１時間ぐらいで登れるとのことでした。
しばらく樹林の中をのんびりと歩いて行くと、道は所々で鳥居をくぐるようになっています。そう言えばガイドブックに信仰心の厚い山とあったなあと再認識しました。
やがて階段状の石の道となり、斜面はきつくなりましたが、くさりや鉄製の階段があって、１時間もかからずに頂上に着きました。ただ、「頂上まであと１０分、ガンバレ」の表示位置からは、足が重く息が切れてつらかったです。
山頂には、石像や御籠堂などがあって、山頂らしくありませんでした。また、天気も曇り気味で、展望はそれほどでもありませんでしたが、遠く稜線の彼方に富士山が見えたのが良かったです。
帰りは３０分程度で降りてこられました。この山は登山目的ではなく、榛名を訪れた際にでも、ちょこっと立ち寄る程度の山です。また、難所を除き「関東ふれあいの道」として遊歩道が整備されているので、広々とした草原なども含めてファミリ−向けに気持ちよく歩けるところです。
折角来たので榛名湖を車でぐるっと一周してみました。湖畔の木々の紅葉はとてもいい感じで、秋を感じさせてくれます。榛名富士はもう少しといった色合いでした。晴れていたら夕日に輝いて、きれいだろうなあと思いました。
来週あたりは、とてもいい色に染め上がることでしょう。
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