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上州武尊  01.09.23

コ−スタイム6時間強、休憩も含めて私の足では、おそらく8時間近くはかかるであろう。ここ何回か山歩きはしているが、せいぜい4時間程度。まあ多少の不安はあるものの、歩けないほどでもないだろう。
 そんな心配をよそに、快晴に恵まれた武尊岳登山は、みなさんのお世話に支えられながら、心地よい疲労感とともに無事終了した。
 「私もなかなかやるじゃあないか。まだまだ若い」、帰ってから、山の本でも見つけに出かけようかなあ。などと夕食をとりながら、風呂に入り、テレビの前に座る。「おお、巨人が負けている、いいぞいいぞ。」などとうそぶいているうちに、ねむけと疲れがどっと押し寄せてきた。これじゃあちょっと本屋どころじゃあないやと、早々に蒲団にもぐりこむ。
 ひとねむりしたであろうか、ここからがひどかった。節々の痛みが何度となく眠りを妨げ、からだ全身の疲れと痛みがまるで時報のように襲ってくる。何度も何度も寝返りをうち続け、やっとのことで10時間後の朝7時、長くつらい夜から解放された。「ふーっ。」
 年をとった人ほど、後になって痛みがあらわれるという。やはり私は、若いのか?!?
若すぎる。!!!!!
 
7L1EZX  大島作

陽のあたる尾根みち 見えますか、初冠雪の富士 山なみ、幾重にも、幾重にも  しらかば、白樺、シラカバの登山道

 30年苦楽をともにした登山靴

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